【「物語の方向性をイメージする」】ための取るべき思考と行動~ひと目で整理できるチェックポイント~

物語の方向性をイメージする

今まで記事にしてきた【物語の方向性をイメージする】のカテゴリーで挙げた下記の6記事にのほかに、これらの総括として知っておくとよい思考と行動に移すためのポイントをご紹介します。

基本的には、これらを心がけていくことで作業のクオリティは高まり、活動を続けていける自信が持てるようになります。

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「物語の理想像(方向性)」を追うための思考性

1.思考は嗜好から

人間は得意なことや好きなことからは、前向きで斬新な発想をします。好きなことをしているときには心が満たされていますので、心の弾んだ感情の影響で思考が深まるものと考えています。

小説を書くことが好きであって、さらに好きな事、得意な事に関して専門性持っているならば、その知見を高めることを目指しましょう。まだこれからの人は好きな事を好きなだけ深掘りをして、自信のそれに対する考え方を持のです。

「嗜好+専門性」の組合せで発想力は豊かに成長する

書くことの楽しみを嗜好して、そこから得意な専門性を取り入れた小説が生まれる。これは作家として大きな力になり得る重要なポイントになります。あらためて書くことが好きな自分を見つめ、自身の専門的なテーマを独自の観点で育て上げましょう。

2.何よりも創造する力

語を紡ぐ力は創造力に基づくものですから、日頃から養う意識を持ちましょう。プロットによる物語の流れは潜在意識の中のイマジネーションで作れますが、プロットから本文を書き始めるときは文章の肉付けを行い、意識的に創造力を駆使した作業となります。

話の流れを組み立てる力は作家の根本的なスキルになりますので、技術の向上を目指さなければなりません。他の作家の文章を研究したり、日常の出来事を表現する練習が効果的とされています。

創造力と基礎力の築き上げは、日頃の感性と知見の磨き上げから積み上げる

3.いかに継続することが大切か

書く行為はとにかく継続することです。

職業にせよ、ライフワークにせよ短期的に書くことをあきらめてしまう時点で、もうそれ以上は進展の成長もしないことになります。後ろ向きな姿勢だと、仮に書きあがったとしても、よい作品は生まれることはありません。

「継続は力なり」ということわざにもあるとおり、

「継続すること」は成長と実力の原点と考え、作品を生み出し続ける

執筆活動を書けても書けないときでも、淡々と活動を続ける姿勢は極めて重要です。日進月歩でも構いませんので、一つひとつ作品を積み重ねていきましょう。

4.寡作より多作

芸術に携わわる者はとにかく作品を生み出し続ける仕事です。それも多くの数を世に送り出す気持ちを持って活動をしていくことが求められます。

作品を書く作業を積み重ねることで、執筆する力の質は洗練されてくるためです。“書く作業” のなかで、多くの学びを通じて成長することは、気が付かないかもしれませんがとても貴重な過程です。

●書くスピードが上がる、文章表現が垢抜ける・気品が出る、文章の正しい使い方が理解できる、文章量の調整力がつく、語彙力が豊富になる……
多くの作品を「書く」ことで多彩な文章能力を身に付けることができる
半蔵
半蔵

芸術家の方々と交流をするときがたまにありますが、ある著名な長老の作家の方と対面で話をしたときに、「とにかく作品を量産することが大切だ」とアドバイスされたことがありました。実績が芸術家としての存在を証明するという認識を新たにした思い出があります。

作家として意識しておきたい行動

1.執筆するうえでの適切な判断と遂行

記述する事項において、社会の事実を思い込みや勘違いなどによる誤認がないよう、日頃から書こうと思う事項にかかる事実関係に対しては適切な解釈・判断をすることが重要です。

たとえば、歴史上の史実の誤った事実の記載述は、致命的なミスとして残ります。それが一般的な信頼性を損なうことにもつながりますので、正確に把握したうえで書くことが必要です。

ジョークやユーモアとして扱う場合でも、人の感情を損ったり、あいまいな推測によるトラブルを避けるためにも、安易な評価はせずに取材などを通じて慎重に事実確認をしていくことが求められます。

作家として周到な準備を重ね、適切な事実判断のもとで書き上げる

2.作品を練り上げて磨き上げる力を培う

「書く」行為を経ている段階で、作品を練る力が養われます。試行錯誤を重ねる作業は、実は学びを得て成長できる貴重なプロセスでもあるのです。

何と言っても文章の表現能力小説に対する固有の考え方などが向上し、その適正な感覚が養えることになります。作品を多く書き続けるなかで、こうして得られる財産はとても貴重です。

「書き続ける行為」は作品を創り上げる力が養われる貴重な成長過程と意識する

私は「書いている時間を愉しむ」ということを自然に認識するようになりました。その間に表現力もついてきている感覚を覚え、作業の進展が今まで以上にアップしていることを嬉しく思っています。ポジティブな姿勢で執筆することが大切なことだと思っています。

3.情報発信力を発揮する

文章の表現力を高める可能性を秘めた作家の仕事を、情報として発信する習慣がないのはもったいない話です。

読者やファン、同業の友人がいてもいなくても、自身のWebサイト・ブログ・SNSなどに活動状況の報告をしましょう。作品の完成や出版報告などを、定期的に丹念に発信すればよいのです。これを途中でめげることなく続けることです。

自分の執筆活動の状況を定期的、継続的に情報として発信する意識を持つ
継続的に続けていくと見ている人は見ているもので、段々に親しまれるようになり評価を得られるようになります。私はこの戦略を続けて成功したある芸術家を見ています。彼は無名に近い作曲家でしたが、かなりマメにSNSに広告を投稿し、演奏会の案内を頻繁に周知していました。
期間も5年、あるいはそれ以上は続けていたと思います。そして徐々にファンも付き始め、「先生、先生」と業界関係者に慕われるようになり、やがて世界でも名が知られるようになりました。

4.物事の本質を意識する

よく、物事を口で簡単に言い放つ人がいます。それは物を見抜き切れてないからいかようにも言えてしまうからなのです。物事を軽く見ないという意識は大切です。

私は、社会に存在するすべての物に深い意味があると思っています。そして、一人の人間がすべての物を理解することも不可能です。しかし、仕事や自分に関心のあるものについては、それについて学んだり、研究したりすることで、深掘りはできるのではないでしょうか。

半蔵
半蔵

作家は関心を持ったものを奥底にある深い意味を見抜き、理解に努めるべきだと思っています。それが貫かれた作品は深く掘り下げた物語の創造につながっていくに違いありません。

作品のテーマの本質に触れ、その奥深さを知ることは極めて重要である

まとめ

作品の書き方に自由さはありますが、踏まえておくべき思考や意識しておきたいことはあります。特に書くことが好きであれば、その嗜好は思考化され磨かれていきます。「書く行為」で創造力も培われるのです。

ただし、この二つの力は「書く行為」を続けることが条件です。長い間継続して積み重ねてこそその力がついてきますので、「継続する」ことを大切に毎日書き続けてください。

そして、続けることによって作品の数も増えてきます。世間に認知されるには作品を数多く世に送り出すことが最重要だと私は考えます。

意識しておきたい行動として、安易な気持ちで取り組まず、常に視野を広く持ち、適性な判断のもとで作品を書き進めましょう。一旦、書いたものをさらに練り上げ、バージョンアップさせる力も向上することになるのです。

そして、自身の力を信じて書いた作品は様々なかたちで公開していくことです。また、日頃の行動もSNSで情報発信していくことで、作家活動の認知向上の期待が持てます。

作家は小説の創作に必要なのは観察力だと思っています。物事の本質をよく理解することに努めましょう。そして素材を練り上げる力をつけ、作品を構成していくことです。

できあがった作品は出版の予定があればその準備にかかりますが、そうでない場合は自身のWebサイト・ブログ・SNSに掲載します。日頃の活動も些細なことであっても記録として投稿しましょう。こうした情報発信の積み重ねは極めて大切です。

こまめな投稿は着実な成長過程をたどるならば、閲覧者の眼を着実にひき、長い目で見れば認知度が上がっていくことになります。

作家は物事を深く知ることが成長につながります。本質的なことに深掘りする意識を持って執筆することを心がければ、より深い物語へと行き着くことでしょう。皆さんの観察限がキラリと光るような成長を心から願っています。

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